お引合い様より送られてきた設計図を基に鉄骨部材の種類、数量を拾い出し、さらに設計図から読み取れる加工の難易度を判断し、加工単価を試算し見積書を作成します。また、設計図で判らない事項については、ゼネコン様、設計事務所様等に質疑を行い、見積書に反映させます。
材料の手配や現場に直接入れる材料の手配を行います。又、商社様と材料納期の調整等も行っております。
お客様と打合せしながら、鉄骨製品を製作するための図面を鉄骨専用CADを使い作成します。現寸作業は製作するために必要な部品図を作成します。
H形鋼を機械設備を使用し、切断、孔明け加工を行います。※H形鋼:断面がアルファベットのHの形をした材料です。
工作図を基に柱を組み立てます。コラム柱組立作業 ①コア組立 ②仕口組立 ③大組立 ④仕上作業コラム柱の他にH形鋼柱やSRC造のクロス柱などの組み立ても行います。
工作図を基に梁を組み立てます。単純な梁(H形鋼)から複雑なトラス梁などの組み立てを行います。
完全溶け込み溶接、隅肉溶接、部分溶け込み溶接などいろいろな種類の溶接を行います。製品の品質上もっとも重量な作業のひとつです。ロボットを使っての溶接も行います。(ロボットオペレーター)完全溶け込み溶接:構造的に重要な箇所の溶接です。隅肉溶接:部材の表面同志の溶接です。(もっとも基本的な溶接です。)
溶接部の検査(超音波探傷検査)、製品の寸法検査(寸法精度)を行います。検査結果を報告書にまとめお客様に提出します。品質管理を行う上でとても大切な作業です。
主に錆止塗料を専用の道具(吹き付けガン)を使用し塗装します。鉄はサビやすいので錆止塗装を施して出荷します。作業の最終工程なのでムラが出ないようきれいに仕上げていきます。
出来上がった製品を大型トラックやトレーラーに積み込み、施工現場まで運びます。大きな鉄骨製品をトラックの限られたスペースにクレーンを使い積み込む作業です。
元請(建設会社)と事前に打合せを行い、建方計画を作成し鉄骨を建てていきます。現場で作業する職人さんの手配や出荷の調整(トラックの手配)など社外への対応を行います。現場は流動的なため工程管理も重要となり、時には現場に行き直接施工の指示を行います。